今回は床のレベリングの作業風景です。
施工場所は、事務所やエントランス、トイレなどです。
レベリング
レベリングとは
レベリングというのは、セルフレベリングの略語です。
流すだけで水平になっていくので、とても作業時間が短縮できる施工法です。
モルタルで施工する場合は、流した後もコテで押さえて平滑にする作業があるのですが、レベルリングは流したら終了なので、だいぶん楽です。
その分、1日でできる施工範囲も広くできます。
レベリングで厄介なのは、少しの隙間でも漏れ出す可能性があることです。
事前に隙間がないようにとめていくのですが、結構大変です。
あとは材料が高価なため、数量を計算して少し多めに頼むのですが、足りなかった時は大幅なロスが出ます。
レベリングを扱うプラントが堺にしかなく、今回のような和歌山の現場だとかなり待たなければなりません。
今回は計算どおりにいけましたが、毎回悩ましい作業です。
施工後は、乾燥を待って、長尺シートやフローリングなどを内装業者さんが仕上げて終了です。
クレームもなくできたのでよかったです。
特に神経を使うのは仕上げ材に合わせて高さを変えて出していく時で、間違えないよう注意してあたり(目安)を出します。
流しでいく時はあたりが出ないよう定木で均していきます。
あたりが出ているところは、材料が少ないということなのであたりが出ないよう、多過ぎないようにしています。
経験を積まないとわかりにくい作業です。