今回は広めの法面(斜面)のコンクリート打設風景です。
某スーパーの建て替えに伴う造成工事です。
広めの法面(斜面)のコンクリート打設風景
まず最初に重機で法面を綺麗に整地していきます。
重機の先端をすくうバケツではなく、平たい鉄板のついた物に交換し、斜面を崩れないように押し固めていきます。
次に高さを決めるための目地を入れていきます。
厚みは大体10センチです。
次にワイヤーメッシュを敷きます。
斜めでずれ落ちないように鉄筋を打ち込んで止めていきます。
そのあと、排水パイプをメッシュに結束線で結束します。
コンクリート打設をするときにコンクリートがずれ落ちないように桟木を結束線で結束して、斜面の段取りは完成です。
次は斜面を均すための足場を組んでいきます。
足場用の単管を柱がわりに打ち込んでいきます。
その単管を縦と横に組んでいきます。
最終の均しを整えていく時に足をつけると足形を消すのが大変なのです。
足場の高さもちょうど良い高さにしないとダメです。
低すぎると、均しにくいし、高いと腕が届かないので、ちょうど良い高さにしてもらっています。
次はコンクリート打設です。
ポンプ車のブーム(竿)だけでは届かないので、配管で繋いでいきます。
あとは上からコンクリートを流し込んでいくのですか、コンクリートが柔らかいとダメで硬すぎるぐらいがちょうど良いのですが、均すのはとてもしんどいです。
流したコンクリートは木コテで撫でていきます。
足場に乗って木ゴテで仕上げていきました。
上の広めの平らな場所はほうきでほうき目で仕上げました。
ほうきで引く時は当て板をあてて均等にまっすぐに引いていきます。
作業は2日で綺麗に終了できました。
足や腰や腕は結構キツめでしたが無事に終了できました。