大阪府泉南市を拠点に泉州各地や近畿各地で左官工事を行なっている横山組です。
今回は木造住宅の基礎天端レベラーの施工風景です。
木造住宅 基礎天端レベラーの施工
天端は幅150、厚み10から15ミリ、長さ280メートルです。
前日は雨でしたがコンクリート打設、アンカーボルト、天端ビスは基礎屋さんがセットしてくれました。
天端の高さも合わせてくれてます。
天端ビスのセット間隔は500ミリです。
前日は雨だったのでシートをかけていてくれましたがあちこち水が溜まっていたのでスポンジで水を取り除き、アンカーなどの立ちを直し、清掃してから、アクリル系の専用のプライマー塗布、乾燥させてから施工開始です。
材料を練るのに注意する点は水の量と練り混ぜ時間です。
水は6から6.5リットル、練り混ぜ時間は3分です。
水が多いと硬化不良や骨材が分離します。
練り混ぜ時間が少なくても分離しやすくなり硬化不良になります。
プライマーの乾燥待ちをする間に型枠の隙間に硬めの材料で塞いでいきます。
隙間があるとレベラーが漏れるので要注意です。
釘穴なども注意します。
次は長さが長いので各所でスタイロホームなどで仕切りをつけ流れ過ぎないようにしておきます。
あとはひたすらビスの高さに気をつけてレベラーを流していきます。
流す時に使うのは大きめのジョウロを使いやすくカットしたのを使っています。
材料を練るハンドミキサーも自立して練れるように練り缶に合わせて作ったアタッチメントみたいなのを使ってます。
慌てて作業するとあぶないので、落ち着いて作業できたり人手不足にも役にたっています。
材料を運ぶのも大変だったのですが若い子が頑張ってくれて昼過ぎには終了。
遅めの昼食をして片付けと漏れがないかチェックして終了です。
天気も時期的にも暑すぎる日だったので、硬化も早く綺麗に仕上がりよかったです。
あとは大工さんが墨出しして、土台組んで建て方して壁塗れるようになったら、ラスモルIIという材料で外壁も塗ります。
左官職人の一人親方も募集しているので、よろしくお願いします。