今回は斜面のモルタル塗りの施工風景です。
作業の詳細
造成地の周囲の土手になった部分を崩れてこないようにモルタルで固めるための施工です。
まずある程度重機で土手の形に締め固めて、ワイヤーメッシを鉄の杭のようなもので固定し、結束線で繋いでいました。
ここから左官屋の出番です。
伸縮目地を折れ点や斜面に設計通りにモルタルで止めていきます。
天端と斜面の折れ点の部分に止めていくのがなかなか手間取りました。
なんとか斜面にも止めてました。
後日、モルタルで塗りつけていくのですが、まずは天端ばかりをモルタルで塗りつけました。
スクイズポンプというモルタルを圧送するポンプモルタルを圧送してホースの先からモルタルが出てくるのですが、斜面の折れ点の部分の目地を傷めないようにホースを取り回すのが面倒でした。
地面もアスファルトが仕上がっているためこぼさないよう、汚さないようシートで養生しての作業でした。
時期、10月でしたが暑くて施工する量を計算して生モルタルを頼んで午前に2立米午後に2立米にしました。
施工しにくいのと、暑い中なので、無理はしませんでした。
天端の施工が終わると次は斜面です。
天端の時より神経使います。
天端の施工の時にある程度付きしろが多い部分にモルタルを均して、だいたい厚みが均等になるように下塗りをしました。
斜面のモルタルは硬い目のモルタルを頼んで、流れ落ちないようにしました。
天端同様にモルタルポンプで圧送して、出てきたモルタルを押し付けるように置いていき、コテで綺麗に均して、乾きを見ながら、しあげていきました。
斜面の方が面倒でしんどいのですが、なんとか終了。
綺麗な斜面になり良かったです。