大阪府泉南市をベースに泉州近畿一各地区で左官工事をさせてもらってます。
職人さん大募集してます。
今回は某公園にて人造石研ぎ出しの改修工事の施工風景です。
某公園 人造石研ぎ出しの改修工事
既存の研ぎ出しが剥がれ落ちた為に全面はつり取って塗り替えです。
僕が見習いに入って33年で数回あったかなぐらいの珍しい施工です。
50年前ぐらい前は学校の手洗いや廊下階段でよく行なっていたらしいです。
今回も熟練工の施工を見ながら勉強しました。
まず、前業者が綺麗にはつり取った後に施工に入りました。
まず、プライマーを塗布して下擦りします。
それから一週間ほど擦った下地を乾燥させてから次工程の中塗り仕上げ塗りをしていきます。
仕上げ塗りをする前日に色粉をから合わせして準備しておきます。
配合はメーカーが定めているギリギリまで濃い色になるよう混ぜています。
今回の壁は数量は少なかったのですが縦横にカーブした曲面なので面倒な施工でした。
曲面の型に合わせる為、素地のコンクリートに薄いベニヤを合わせて鉛筆で印をつけて、印どうりにベニヤをカットし、塗り付けた曲面に合わせて角をつけていき、乾きを見ながら綺麗に表面撫でて寒水の表面を揃えて穴の内容にして第二工程終了、一日乾かしたのち表面をグラインダーで研いでいきます。
あまり乾かしすぎると、研ぐのがしんどくなるので時期に合わせて乾かす日にちは調整します。
研ぐとどうしてもピンホールが出るので、あらかじめ、色粉と合わせたセメントで、目つぶししても表面を整えて第三工程終了、次の日にもう一度細かいペーパーで研いで作業終了です。
かなり青かったのですが、研ぐと寒水石の白色が出て薄い青になりましたが綺麗に仕上がりました。
滅多にない仕事なので色々と勉強になりました。