今回は ベランダの土間をベランダレベラーという材料で、ベランダとか厨房や側溝など、勾配等つけながら均すだけで、長尺シート下地や塗膜防水下地などの仕上げの施工風景です。
作業の詳細
まず施工範囲の2階から7階のベランダを綺麗に掃除します。
レイタンスやコンクリートの型枠から漏れ出た、通称クソと呼ばれる部分をハツリ機などを使い取り除きます。
施工の厚みを10ミリ程度におさめたいので、躯体のコンクリート打ちから神経を使い、綺麗に勾配をつけながら均します。
通常モルタル仕上げだとつけしろが3センチ程度あるのですが、レベリングは1センチ程度なので壁の補修も土間まで塗り下げないといけないのでわりと大変です。
モルタル塗りだとつけしろがあるので下まで塗りさげなくても大丈夫なので気持ちも楽です。
次に止めの枠をコンクリートビスで溝の幅に合わせてとめていきます。枠と土間の間にできた隙間はモルタルで埋めていきます。
少しの隙間でもレベリングが漏れ出てしまうので隙間の無いようにします。
ドレンの際は寸法通りにつくった枠をとめます。
あとは仕上げる高さの墨を出して、前日に専用のプライマーを塗って施工日は、高速ミキサーでベランダレベラーを練って、スクイーズポンプで打設していきます。
配管したポンプのホースが長いので引き手二人、ホースの先持ち一人均し一人、材料の練り手二人を配置しました。
次に材料を練る時に注意する点は、水の量と攪拌時間を守らないと硬化不良につながるので気をつけます。
今回は6階分半日で170袋つかいました。
枠を外したら、溝の仕上げに墨を出してドレンの枠を段取りして、ベランダレベラーを流していく予定です。
今回も天気も良くいい感じに施工終了できました。
よかったです。