大阪府 駐車場ベースプレート グラウト注入工事
注入部分を掃除
今回は立体駐車場のベースプレートのグラウト注入を行ないました。
ワンフロア2300平米の3階建てで、柱が65ヶ所ありました。
まず、注入部分の作業スペース確保のために注入部分より広めに掃除します。
このとき充電のブロアーの風で、細かいほこりまで吹き飛ばします。
型枠の設置
それから型枠を設置するための木材をカットしていきます。
だいたい大きさは一緒なので注入するグラウトの厚みより、少し厚めの木材を用意します。
今回は厚みが5センチだったので6センチの木材を用意し、カットして木ビスで型枠をとめていきました。
厚みがありすぎると、型枠が持ち上がり流れ出てしまうので、上からも突っ張って持ち上がらないように細工しました。
グラウトを練る
型枠のセットが完了したら次の工程に入ります。
わりと材料が多かったので、高速ミキサーでグラウトを練りました。
攪拌時間は材料投入後3分です。
気をつける必要があるのは水の量と攪拌時間です。
水の量が多かったり、攪拌時間が短かったりすると、骨材が下に沈んで分離します。
グラウト注入
練り上がった材料をバケツに入れて、一輪車にのせて運び、大きめのジョウロにグラウトを入れて流し込んでいきます。
このとき流れ出ないようにかなり注意します。
少しの隙間で流れ出てしまうからです。
ベースプレートの下部より5ミリぐらいかぶるように流し込んでいきます。
ベースプレートの下部に隙間ができると注入の意味がなくなるからです。
注入完了後はもう一度漏れ出ていないか見直し、漏れ出ていたら再注入して帰ります。
最後の仕上げ
後日、型枠をバラして掃除・片付けをして作業完了です。
後は砕石を埋め戻してアスファルト業者の方が転圧して舗装し、ラインをかいて終了です。
2階と3階はコンクリート舗装でラインをかいて終了となります。
ここまで立体駐車場のベースプレートのグラウト注入についてご紹介しました。
左官工事・外構工事のご依頼がございましたら、大阪府泉南市の横山組にご連絡くださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました。