今回はマンションの土間のレベリングの施工です。
レベリングとは建築や土木工事において、地面や床の高さを均一にする作業のことです。
基盤を安定させるために非常に重要な工程で、正確なレベリングが行なわれないと床が不均一になったりする可能性がありますので、非常に重要な作業です。
マンションの土間のレベリングの施工
建物は鉄骨造4階建てのワンルームマンションです。
少し他と違うのが土間もALCです。
最近では万博のパビリオンでも同じ工法の建物がありましたが、30年前に何回かしたことありますが、土間はほぼコンクリートでした。
ALCは鉄骨造の建物の外壁や内部の間仕切りなどの壁によく使用されていますが、サイディングで外壁の場合もあります。
この場合は間仕切りは軽鉄ですね。
土間がALCなので、吸水が激しいのでドライアウトしやすいので清掃とプライマーはしっかりたっぷりします。
次にボードや建具の隙間から漏れないように隙間をシールで処理しました。
今回は設計上メタルラスも明細にあるのでメタルラスも敷き込みステープルでとめてきます。
メタルラスは扱いに注意します。
打設する時は、ホースで建具を痛めないように養生したりしてきをつけます。
柔らかい鉄網のためすぐに曲がったり、伸びたり、切り口が指に刺さったり、切れたりします。
手袋は必ず着用です。できればゴム手袋がいいです。
その後、高さを見るためのあたりをつけて打設します。
暑い日が続いて窓を開けて作業したいところですが、風が入るとシワがよったような感じになるので我慢して作業しました。
作業も順調に進み綺麗にしあがりよかったです。